DX、すなわちデジタルトランスフォーメーションは、これからの企業が存続していくため、避けて通れないキーワードになっています。
DXの言葉が毎日発信されるものの、その定義や意味そして企業が何をすべきかの理解は相当な開きが現在あるのも事実だと思います。
一方で日本が近年特に、世界トップレベルのビジネススクールスイスのIMD世界競争力ランキングなど様々な世界ランキング指標で
低迷し続けています。
ところが、日本がその事実を素直に受け止めていない事や日本の競争力回帰の努力も遅々として進んでいない事実もあります。
今後DX変革の推進により世界のカスタマーサービスや顧客との関係も大きく変化を遂げていくでしょう。
日本の国民性であるやさしさは “おもてなし”という強みが強調されがちですが、今のままでは我々がカスタマーサービスのガラパゴス化、すなわち世界の潮流から取り残される可能性が増大しているのも事実だと思います。
今回の講演では、我々は歴史的に見ても現在どのようなところにいて、この先5年で企業がDX変革を成功させ、日本企業そして日本のサービスが世界での競争力向上の為に、経営はどのようにDX変革を重視実行すべきかをお伝えします。また、それを阻む原因もDBICの運営経験から訴求します。
デジタルビジネス・イノベーションセンター(DBIC) 共同設立者副代表CSO
プロシードの創業者であり2017年まで社長を務める。
過去25年間プロジェクトマネジメント、コールセンター、ITサービスマネジメント、IT政府調達、政府CIO制度創生など、多くの海外・民間・政府が関わるプロジェクトに携わる。
現在、ITサービスマネジメントフォーラム理事長、インターポールグローバルサイバー犯罪専門家グループメンバー、富山大学非常勤講師なども務める。
DBICでは4年前より大手企業30社とDX変革とソシアルイノベーションをテーマに海外の教育機関とも連携し、人財育成やイノベーションプラット
フォームの構築を行っている。今年7月1日にDX変革の為の提言書「Vision Paper」を発表して各方面より注目されている。